【新着動画】7分で分かる|グリーンが速くなる秘密|春のエアレーションと更新作業の全て
ゴルフ場のグリーンはなぜ速くなるのか?春に行うエアレーションや目砂など更新作業の理由と効果をわかりやすく解説。滑らかな転がりを生む裏側を紹介します。
春のゴルフシーズンが始まり、コースコンディションもいよいよ本番を迎えます。
この時期、ゴルフ場ではある重要な作業が行われています。
それが「グリーン更新作業」です。
プレー中にグリーンを見ると、無数の穴があいている状態に出会うことがあります。
「コンディションが悪いのでは?」と思われる方も多いかもしれません。
しかし実はこれ、**グリーンを最高の状態に仕上げるための“準備”**なのです。
今回は、グリーンが速く、美しく仕上がる秘密を、作業の流れとともに解説します。
■ グリーンは呼吸している
まず最初の工程が「コア抜き(エアレーション)」です。
専用機械を使い、グリーンに無数の穴をあけていきます。
この作業の目的は、固く締まった土壌に空気を送り込み、芝の根が呼吸しやすい環境をつくること。
人間で例えるなら“ストレッチ”のようなものです。
ゴルフ場のグリーンは、多くのプレーヤーが歩くことで土が徐々に締まり、通気性や排水性が低下していきます。
その状態が続くと、芝は弱り、転がりも不安定になります。
エアレーションによって土壌環境をリセットし、
健康な芝を育てることが、結果として「速いグリーン」につながるのです。
■ 見た目以上に重要な“回収作業”
次に行うのが、抜いたコアの回収です。
スイーパーやブロアーを使い、グリーン上の土を丁寧に取り除いていきます。
一見すると地味な工程ですが、ここでの精度が仕上がりに大きく影響します。
もしコアが残ってしまうと、転がりにムラが生まれ、
プレーの質を大きく損ねてしまいます。
スピードと丁寧さの両方が求められる、重要な工程です。
■ 転がりを左右する“転圧”
続いて行うのが転圧作業です。
重量のあるローラーを使い、穴をあけた後のグリーンを均一に整えていきます。
ただ押し固めるのではなく、「どこも同じ状態にする」ことが重要。
この工程によって、ボールの転がりが安定し、
滑らかなグリーンへと近づいていきます。
まさに“仕上がりを決める工程”と言っても過言ではありません。
■ グリーンの質を決める“目砂”
次に登場するのが「目砂(トップドレッシング)」です。
専用の機械を使い、グリーン全体に薄く均一に砂を撒いていきます。
この砂が、先ほどあけた穴に入り込むことで、排水性が向上し、土壌が改善されます。
ポイントは「薄く、均一に」。
入れすぎても芝を傷めてしまい、少なすぎても効果が出ません。
ここはまさに、コース管理スタッフの経験と感覚が問われる部分です。
この工程が、グリーンの“滑らかさ”と“強さ”を支えています。
■ 最後の仕上げと回復
仕上げにマットで砂を擦り込み、表面を整えます。
さらに散水を行い、砂と土をなじませることで、芝の回復を促します。
ここから数日〜数週間で、グリーンは一気に回復。
より滑らかで、より速く、より戦略的なコンディションへと変わっていきます。
つまり、あの「穴だらけの状態」は、完成に向けたスタートラインなのです。
■ 県外ゴルファーの皆さまへ
宮崎のゴルフ場では、このような丁寧なコース管理が日々行われています。
温暖な気候に恵まれた宮崎ゴルフは、年間を通してコンディションが安定しており、
ゴルフ旅行先としても高い人気を誇ります。
さらに、空港から近い立地でその日にラウンド可能という利便性も魅力のひとつ。
プレーだけでなく、「ご飯もおいしい」「コスパがいい」といった点でも評価されています。
少しの間、更新作業へのご理解をいただきながら、
その先にある最高のグリーンをぜひ体感してみてください。
■ グリーンの“速さ”はつくられている
速いグリーンは、自然にできるものではありません。
見えないところでの地道な作業と、細かな調整の積み重ねによって、
はじめて実現されるものです。
次にラウンドする際、もしグリーンに穴があいていたら、
それは“最高の状態へ向かう途中”だということを思い出してみてください。
その一打一打が、より意味のあるものになるはずです。
また、コース管理の仕事はグリーンだけではありません。
営業終了後のゴルフ場では、さらに意外な作業が行われています。
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