【新着動画】ゴルフ場に設置した“ハチの罠”|スズメバチ対策の裏側と安全なコース管理
ゴルフ場で行うスズメバチ対策とは?春先に設置するトラップの理由や安全管理の裏側を解説。安心してプレーできる環境づくりの取り組みを紹介します。
営業前の静かなゴルフ場。
まだプレーヤーの姿がないコースに、ひっそりと設置された“ハチの罠”。
実はこれ、毎年欠かすことのできない大切な仕事です。
ゴルフ場のコース管理というと、芝刈りやグリーン整備を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、安全にプレーしていただくためには、害虫対策も重要な業務のひとつです。
特に注意が必要なのがスズメバチ。攻撃性が強く、刺されると重大な事故につながる可能性もあります。
■ なぜ春先に設置するのか
冬を越せるスズメバチは、基本的に女王蜂だけです。
春になると、その女王蜂が目覚め、たった一匹で巣作りを始めます。
つまり、巣が大きくなる前の“今”が最も重要なタイミングなのです。
巣が拡大し働き蜂が増えてしまうと、駆除は格段に難しくなります。
だからこそ私たちは、先回りしてトラップを設置します。
これは単なる駆除ではなく、「発生を未然に防ぐ」ための対策です。
■ 設置場所は毎年同じではない
トラップは、毎年同じ場所に置けばよいわけではありません。
気温の推移、風向き、前年の発生状況、周辺環境の変化などを総合的に判断し、設置ポイントを細かく調整します。
林縁部、池周辺、樹木が密集するエリアなど、発生リスクの高い場所を見極めながら配置しています。
このような作業は目立つものではありませんが、コースメンテナンスの質を左右する大切な判断です。
■ ゴルフ場は自然と共存する場所
ゴルフ場は広大な自然環境の中にあります。
そのため、昆虫や野生動物と完全に切り離すことはできません。
大切なのは、排除することではなく“適切に管理すること”。
スズメバチ対策もその一環です。自然環境を守りながら、人が安全に利用できるバランスを取る。
そのために、見えないところで細やかな作業が続いています。
■ 見えないところで、守っています
スズメバチ対策は派手な仕事ではありません。
しかし、もし何も対策をしていなければ、快適なラウンドは成り立ちません。
朝、気持ちよくティーショットを打てること。
グリーン周りで安心してラインを読めること。
その“当たり前”の裏側には、こうした積み重ねがあります。
すべては、安全に、安心して、ゴルフを楽しんでいただくために。
静かなコースで仕掛けられた小さな罠。
それは、プレーヤーを守るための大切な準備なのです。
ぜひ動画で、そのリアルな結果をご覧ください。
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